WCK Meeting Vol.58 「新春ライトニングトーク大会2018」レポート

写真:LT中のYoutuberちゃがまらんのちゅんさん

2018年1月27日(土)かるぽーと第3学習室にて、WCK Meeting Vol.58「新春ライトニングトーク大会2018」が開催されました。

ご好評につき、今年のLT大会は1人あたりの持ち時間を10分に拡大。お申し込み受付と同時に登壇希望をたくさんいただき、登壇枠も14枠に増やしてのお届けでした。4時間弱の大ボリュームでしたが、バラエティに富んだLTの連続で、飽きる間のない刺激的な勉強会となりました。

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代表交代のご挨拶

杉本さんから坂上さんへ代表交代のご報告


最初にWCK代表の交代の挨拶がありました。

杉本 憲昭さんには2011年のウェブクリエイターズ高知(WCK)の設立以来、代表として高知のウェブ制作活動を盛り上げていただきました。今回の代表交代に伴い、坂上 北斗さんが代表として引き継ぐことになりました。

WCKはこれからも高知でウェブに関わる人たちと一緒に学び、情報交換する場として、みなさんと一緒に活動を続けていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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増量! 10分ライトニングトーク×14

LT1:ビジネス成果につながるウェブ活用の勉強会を増やしたい

坂上北斗さんメディア・エーシー


今年のトップバッターは新しくWCK代表に就任された坂上北斗さん。坂上さんは、2014年に高知初の上級ウェブ解析士を取得され、今や破竹の勢いで活躍されています。
「地方では”ウェブ解析”の需要はないのか?」という問題に対して、岡山での勉強会の事例を取り上げ「これは楽しい!高知でもやりたい。」という話をされました。高知でもウェブ解析の波を起こそうという熱意が伝わってくるLTでした。
最後にWCK代表としての抱負を話されました。これからのWCKの活動が楽しみになる内容でした。

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LT2:インクルーシブに楽しむアクセシビリティ

間嶋沙知さん


続いての登壇は、アクセシビリティに取り組んでおられる間嶋さんでした。日頃感じておられるアクセシビリティに対しての面白さや考えを詰め込んだ聞き応えのあるLTでした。
インクルーシブデザインという障害者や高齢者をincludeして、かつビジネスとして活かしたデザインは、障害者・高齢者対応という以外にも多くのメリットがあること。コンテンツをより良く伝えるために「攻め」のアクセシビリティをという言葉が印象的でした。


間嶋さんからのおみやげの a11y ポスターは、すぐに取り組める12項目がまとめられていて、ウェブの制作やコンテンツ作りに関わる人にとって重宝しそうです。ありがとうございました!

当日使用されたスライド資料はこちら
インクルーシブに楽しむアクセシビリティ // Speaker Deck

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LT3:Webでのクラウド活用のススメ

影浦義丈さんHBソフトスタジオ


松山市からお越しいただいた影浦さんからは「Webでのクラウド活用のすすめ」と題して登壇していただきました。
クラウドをWeb制作のバックエンドやインフラで利用するためには、その機能を充分に生かすために必要なポイントがあります。そのポイントについて活用事例を交えてわかりやすくお話いただきました。
AWSなどクラウドを活用すると、最小で実行可能なものを早く安く立ち上げてまわすことができます。「システム屋さんをもっと使おうよ!」というお話で、Web製作者の目線からもクラウドをどのように活用していけるかを考えるきっかけになりました。

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LT4:30代女性フリーランサーがある日『結婚』したら。

阿部冴香さん(フレーズライン)


続いて松山市を中心にウェブデザイナーとして活躍されている阿部さん。
昨年の新春LT大会ではご結婚報告されて会場が幸せな雰囲気に包まれました。今年は『続編』ということで結婚したら何が起きたかについてお話されました。
『手続き編』では結婚前後にたくさんの手続きでとても大変だった話、日本社会が夫婦別姓でも通用する社会になってほしいという話。
『心境・対応編』では妻になってからの心境や悩みなどなど、楽しいスライドを交えて面白おかしくお話していただきました。
「結婚は大体めんどくさい。でも一生一緒にいたいと思う人、人生が広がると思う人であれば結婚は大いにすべし。」という締めの言葉が印象的でした。

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LT5:「補助金」との付き合い方

大久保憲之さん(ベジフルコネクト)


4年連続でLT大会に登壇いただいている大久保憲之さん。今年は「補助金」についてのお話をしていただきました。
補助金と助成金との違い、補助金との上手な付き合い方についてのお話でした。Web制作者側が補助金についての知識をもっていることでクライアントに対して寄り添った内容のある仕事ができるようになるというご提案をいただきました。
個人事業やフリーランス、事業で新しいことを始めようとしている人は補助金を活用するチャンスとのこと。知っているようで知らない補助金についての理解が深まりました。

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LT6:とある高校で制作実習をまかされた外部講師の奮闘記

大久保真希さん(Office-KMK)


続いては、大久保真希さんに登壇していただきました。とある高校でホームページ制作の外部講師を頼まれてから、授業でやりたかったことができるようになるまでの奮闘記を楽しくお話していただきました。
最初は学校から「某ビルダーソフトを利用して、ホームページが作れるようになればいい。」という依頼だったそうです。今後の将来のことも考慮して Jimdo を提案したことや、画像の著作権についての認識の違いなどで学校の先生と奮闘された話をしていただきました。今では生徒さんたちが自分で作ったサイトを公開されているそうです。

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LT7:GulpでWeb制作を効率化してみた

チョウジさん


チョウジさんからは「Gulp」を使ったWeb制作の効率化についてというテーマで登壇していただきました。
Gulpとは、Web制作に関わることを自動でやってくれる便利なものというお話でした。JSONファイルを使って大量のデータを一括してHTMLに書き出すなど、実際にデモを交えて楽しくてわかりやすい楽しい説明をしていただきました。
手間を半減させてくれるというこのGulp。今後勉強会を計画されているそうですので、そちらの方もチェックしていきたいです。

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LT8:WordPressでの構築「Local by Flywheel」最強説

杉本 憲昭さんメディアミックス研究所ウェブポップ


LT大会も後半戦。ファンキーなオープニングビデオとともに、水曜日のダ〇ンタ〇ンならぬ「土曜日のLT大会」のタイトルコールで始まった杉本さんのLT。WordPress のローカル環境構築には Local by Flywheel が最強、という「説」をデモを交えて検証してくださいました。
LT中のわずかな時間で、簡単な操作であっという間に新しいサイトを立ち上げられる様子は驚き。ローカルから本番環境へらくらく移行できるプラグイン All-in-One WP Migration の紹介もあり、「使ってみたい!」との声が多く聞かれました。

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LT9:SVGを使う案件で悩んだ事とその解決策

山川 祐一郎さん(山川製作所)


続いての登壇は、岡山からご参加いただいた山川さんでした。高解像度なデバイスの普及とともに注目と需要の高まっているSVGですが、実装上のトラブルに対応するノウハウが追いついていないという方も多いのではないでしょうか。
Illustrator から書き出す際の注意点や、SVGを動的に操作する際の選択肢、ブラウザの対応状況による落とし穴など、山川さんが実案件を通して得られた知見を惜しみなくお話くださいました。


LTの後には、岡山名物「バナナクリームロール」のプレゼントも! じゃんけんの勝者には、ただいま絶賛売り出し中の新名物「バナシガ」セットが贈られました。

バナナクリームロール(岡山木村屋)× シガーフライ(梶谷食品)の夢のコラボ商品「バナシガ」

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LT10:月間25万PVのローカルメディアの作り方

シオさんありんど高知


開設4年目に突入した「ありんど高知」編集長のシオさん。告知タイトルでは「月間25万PV」でしたが、ついに30万PVを突破したとの速報が!
高知の唯一無二のローカルメディアとして順調にアクセス数を伸ばしてきたのかと思いきや、数字が伸び悩んだ時期もあったとか。自分たちのサイトに求められている価値を冷静に見つめ直し、コンテンツ作りの方向転換をされたそうです。
過去記事のリライト、不要なページの削除、記事間の回遊を促す設計などの改善策が功を奏し、見事直帰率は激減。再びアクセス数もアップしたとのことでした。
地道な努力でメディアを育て、地域に根ざした情報発信を続けている姿に刺激を受けた方も多かったようです。

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LT11:台湾とのリモートワークのあれこれ

小森 岳朕さんgakuchi


昨年、故郷の佐賀から再び高知に戻ってきてくれた小森さんの、久々のWCK登壇でした。台湾と日本でリモートワークを実践されている小森さん。まずは、美味しいものがいっぱいで実はIT大国、意外と近い台湾の魅力を紹介してくださいました。
また、Trello・slack・Google スプレッドシートを使ったリモートワークの方法も教えていただきました。言葉の壁や単価面での苦労はあるものの、海外の文化や事例に触れられたり、離れた地同士だからこそ丁寧なコミュニケーションができたりとメリットもたくさんあるとのこと。今年からスタートされる台湾向けサイト制作のお話もあり、新しいお仕事を開拓されている様子が印象的でした。

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LT12:高知県をPRするYouTuberが今必要としているもの。

ちゃがまらん ちゅんさん


続いては、WCK初の YouTuber 登壇者「ちゃがまらん」ちゅんさんのLTでした。
地域密着型の YouTuber として、高知の魅力を独自の視点でPRしているちゃがまらん。大学のプロジェクトで広報の重要性と難しさを実感し、「自分たちが発信力を持って地域の広報をお手伝いできる存在になりたい!」と思ったことが結成のきっかけだったそうです(実際に、今回のLT大会ではちゃんがまらんさんのおかげでたくさんの学生さんが参加してくださいました)。依頼してくれる地域の方たちを大切にした、いわゆる炎上系とは一線を画す動画制作で、結成してわずか1年で県内のあちこちから公式にお声がかかる存在に。熱い想いのこもったプレゼンで、WCKに新しい風が吹いた瞬間でした。

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LT13:徳島から全国へ。その経緯と今後のビジョン。

影本 陽一さんデータプロ


続いての登壇は、徳島からご参加いただいたデータプロの影本社長。入社当時は2人きりだった会社から、四国3県に5つの拠点を構えるまでに拡大成長したストーリーをお話いただきました。パートナー企業を大切に丁寧な仕事を続け、現在では全国各地からお仕事を依頼されるようになったそう。
2018年は「四国で1番自由なクリエイティブ集団」のスローガンを掲げ、徳島でウェブの勉強会を始めたいとの意気込みもお聞かせくださいました。昨年展開された高知オフィスでは現在スタッフ募集中とのこと。ご興味のある方はコンタクトを取ってみてはいかがでしょうか。

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LT14:「マルチコミュニティのすすめ」ー身近にある外のモノサシを知ろうー

片岡 幸人さんダンクソフトソフトビレッジ


トリを飾ってくださったのは、2年連続出演の片岡さんでした。フリー素材アイドルという異色のコンセプトで SONY Xperia のCM出演の座をゲットした Mika + Rika を例に、複数のスキルを掛け合わせることで生まれる可能性についてお話くださいました。
変化と多様性を求められる現在、1つのスキルだけで生き残るのは険しい道のりです。複数のコミュニティに加わることで新しいモノサシに触れられ、活動の幅も広がっていくと片岡さん。外のコミュニティに参加するのが不安という方には、一緒に飛び込んでみよう!という呼びかけもあり、バラエティに富んだLT大会の締めにふさわしいLTでした。

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新年会も盛り上がりました!


LT大会の後は会場を移して、少し遅めの新年会。
登壇者・参加者、県内外、老若男女、初めてさんも常連さんも入り混じり、話は尽きず大いに盛り上がりました。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!


写真:締めの挨拶をする笑顔の坂上さん

写真撮影:中野玄(HOOP Design)、上野洋平(notch
レポート執筆:小森岳朕(gakuchi)、間嶋 沙知

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