「海外で活躍中のトライリンガルYouTuberが教える変化の時代を乗り切る地方発信の全国&海外へのマーケティング戦法」WCK Meeting Vol.79 レポート

2020年11月14日(土)にWCK Meeting Vol.79「海外で活躍中のトライリンガルYouTuberが教える変化の時代を乗り切る地方発信の全国&海外へのマーケティング戦法」が開催されました。

本来であれば4月にオフライン開催する予定だったこの企画。コロナの影響で延期していましたが、ようやくオンラインというかたちで開催することができました。多くの方々にご参加いただきありがとうございました。

今回の講師は、台湾でYouTuberとしてご活躍されるかたわら、企業へのYouTubeチャンネル運営コンサルなども手掛けられているSayu(吉田 小百合 )さんに登壇していただきました。

現在では地元台湾のテレビ出演だけでなく、台湾の市政府観光旅行局とのコラボなどYouTubeの枠を超えてご活躍されています。

今回のセミナーでは、海外の生の情報を知ることで、固定観念を取っ払い、改めて日本や高知の良さを見つめ直すきっかけになることを目標にお話しいただきました。

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海外へ出て勝ち取った3つの強み


①ステレオタイプからの脱却
自社のサービスや製品を海外に売り出そうとするときに、海外や特定の国の人に対して「ステレオタイプ」が邪魔をして機会を失うことがあります。

Sayuさんが、東京から離れて台湾で暮らすようになったときに、現地の人から「どうしてこのようなことを言われるのだろう ・・?」と感じる経験をされたそうです。

そのときに、自分は日本で暮らしていたときに当然だと思っていた常識や固定観念を持っていたことに気づかれたそうです。同時に、自分自身も「ステレオタイプ」に当てはめて台湾の人たちに接していたことに気づいたそうです。

自分がステレオタイプの思考になっていることに気づいて、ステレオタイプから脱却することは強みになるというお話をされました。

②「とりあえずやってみる」精神
「とりあえずやってみる精神」も海外に出て、身についたことだそうです。

日本にいると、「失敗してはいけない」「しょっちゅう変化するのは良くない」みたいな雰囲気がありますが、海外は「失敗も変化も当たり前」で、いろんなチャレンジをして、会うたびに仕事を変えてる人も多いそうです。

そのような人に会っているうちに「チャンスだと思ったら、失敗してもいいからとりあえずやってみる」ことの大事さを学んだとのことでした。それに気づいたことが海外に出て最も大きな意識の変化だったそうです。

③捉え方の変化
日本からサービスや商品を海外に展開しようとしたときに重要なのが、「捉え方を柔軟にする」ということです。

その国の人が持つバックグラウンドを出来るだけ受け入れて理解していないと、海外に進出した途端に自分の価値観を現地の人々に押しつけてしまいがちです。

その国の人の習慣、政治背景などを知ることで、相手の立場で物事を見れるようになります。逆に知らないことで、どんなに良い商品やサービスでも受け入れてもらえなく恐れがあります。

海外で成功するために試して欲しい習慣や方法など、失敗例や成功例を交えて紹介していただきました。

 

海外でよく出会う「視察に来る日本人」

台湾に視察に行く日本人の失敗パターン「あるある」についてもお話いただきました。

失敗パターン

  • 日本はすごい
  • 現地にないから売れるだろう
  • 日本のモノ・サービスは外国人に無条件にウケる
  • 海外のものは質が良くない
  • ローカライズを邪道と思う

成功パターン

  • 「とりあえず視察感」が薄い
  • 観光地を回らずローカルを積極的に回る
  • 現地の文化に興味津々
  • 吸収しようとする姿勢
  • ローカライズに肯定的

すでに「メイドインジャパン」というだけで、海外で人気が出るという時代ではないということ。

台湾でも日本企業の製品やサービスは当たり前に手に入れることができるので、むしろ地方などのご当地のものや、日本の職人さんが作られている、手に入りにくい商品に需要があるというお話でした。

 

海外の現地事情

また海外の生の現地事情をお話いただきました。

動画をフルに活用した台湾のネットショップや、トルコで人気のデリバリー系のサービスなどについてもご紹介いただきました。



 

最後に、お申し込み時やセミナー中にいただいたご質問にお答えいただきました。

たくさんのご質問をいただき、時間の許す限り、台湾に関わる盛りだくさんのお話をしていただきました。時間内にお答えできなかったご質問もあり、申し訳ございませんでした。

いただいたご質問に関しては、すべてフォローアップメールでご回答していただきました。

Sayuさん、ありがとうございました。

 

2020年の最後の勉強会


2020年は、昨年まで当たり前だったことが当たり前でなくなり、状況にあわせて意識を変えていく必要があった一年でした。

WCKの勉強会も、オンライン開催に切り替えましたが、変化に対応していく難しさを実感しました。

今回はいつものWCKとは少し趣向が違った勉強会になりました。自分たちが持っている常識や固定概念などのステレオタイプに気づくことで、どう変化していけるかを考える場になれば幸いです。

登壇いただいたSayuさん、ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 


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